「生活に困っているけれど、どこへ相談すればよいのか分からない」
「役所から書類が届いているけれど、読むだけで疲れてしまう」

このような悩みを抱えている方は、決して少なくありません。
日本の社会保障制度は、本人や家族などが制度を調べ、窓口へ相談・申請することで利用につながる「申請主義」が基本です。

しかし、心身の調子を崩しているときに、自分で制度を探し、必要書類をそろえ、期限までに手続きをすることは簡単ではありません。

私たちほっとナビでは、精神科訪問看護や自立訓練による生活支援に加え、精神保健福祉士が所属しています。
制度や申請に関する困りごとについても、専門的な視点から一緒に整理し、必要な支援につながるお手伝いをしています。

申請主義では「困っていることを伝える力」が必要になる

申請主義とは、支援を必要としている人が、自ら申し出ることで手続きが始まる仕組みです。
つまり行政が一人ひとりの生活状況を自動的に把握し、必要な制度へつないでくれるとは限りません。

制度そのものを知らなかったり、申請書の書き方が分からなかったり、必要書類を準備できなかったりすると、本来利用できる可能性がある支援へたどり着けないことがあります。

体調が悪いから支援が必要なのに、体調が悪いと申請できないのです。
だからこそ、一人で全部を抱え込まず、支援者と一緒に進めることが大切です。

精神科訪問看護が生活の中の困りごとに気づく

精神科訪問看護では、看護師などが利用者様のご自宅を訪問し、服薬や体調、睡眠、食事、生活リズムなどを確認します。

定期的にお話を伺うなかで、「役所から届いた封筒を開けられない」
「手続きの期限が分からない」「公共料金や家賃の支払いが難しくなっている」
といった生活上の困りごとが見つかる場合もあります。

本人にとっては何を相談すればよいのか分からない状態でも、訪問看護師と一緒に状況を整理することで、必要な支援が見えやすくなります。
訪問看護だけですべての申請を完了できるとは限りませんが、主治医や行政、相談支援事業所、福祉サービスなどと連携し、適切な相談先につなぐことができます。

精神保健福祉士が所属しているから、制度の相談もしやすい

ほっとナビには、精神保健福祉士が所属しています。
精神保健福祉士は、精神的な不調や障害によって、日常生活や社会生活に困難を抱えている方を支援する専門職です。

医療や福祉に関する制度を確認しながら、「どの窓口に相談すればよいのか」
「どの制度が利用できる可能性があるのか」「申請前に何を準備すればよいのか」といった内容を一緒に整理します。

制度によっては本人や家族による申請が必要であり、すべての手続きを代行できるわけではありません。
それでも、申請書類の内容を確認したり、必要な情報を整理したり、関係機関との連携をお手伝いしたりすることで、本人だけで手続きを進める負担を軽減できます。

訪問看護師と精神保健福祉士が連携できるため、心身の状態だけでなく、生活や制度面まで含めて相談しやすいことが当事業所の強みです。

自立訓練で申請や生活管理の力を少しずつ育てる

自立訓練(生活訓練)は、地域で自立した日常生活や社会生活を送るために、生活能力の維持・向上を目指す障害福祉サービスです。
生活リズムを整えるだけでなく、郵便物の確認、予定や提出期限の管理、役所への問い合わせ、書類の整理なども練習できます。

「書類が届いたら職員と一緒に確認する」
「分からない言葉を調べる」「必要な持ち物をメモする」といった小さな経験を重ねることで、少しずつ自分で対応できる範囲を広げていきます。

職員がすべてを代わりに行うのではなく、本人ができる部分を大切にしながら、難しい部分を支援していくことが自立訓練の役割です。

申請できないことは、本人の努力不足ではありません

制度が複雑で分かりにくいことや、体調によって書類を読めないことは、本人の怠けや努力不足ではありません。
大切なのは、「申請できるようになってから相談する」のではなく、「申請すること自体が難しい」と相談することです。

当事業所では、精神科訪問看護、自立訓練、精神保健福祉士がそれぞれの専門性を活かしながら、生活上の困りごとや制度に関する相談を支援しています。
一人で制度の壁を越えようとせず、まずは「何から始めればよいか分からない」と伝えるところから始めてみませんか。

制度や生活の困りごとを、一人で抱え込まないために

ほっとナビでは、精神科訪問看護を行う「ほっとナビ訪問看護ステーション」と、自立訓練(生活訓練)を行う「ほっとナビチャレンジ」が連携し、心身の状態から日常生活、制度利用まで幅広くサポートしています。

精神保健福祉士も所属しているため、「どこへ相談すればよいか分からない」「申請や書類の整理が難しい」といったお悩みについても、専門的な視点から一緒に整理することができます。

ご自宅での支援を希望される方は「ほっとナビ訪問看護ステーション」、通所しながら生活リズムや社会生活に必要な力を整えたい方は「ほっとナビチャレンジ」をご覧ください。

詳しい支援内容やご利用方法は、下記の画像バナーからご確認いただけます。