ゴールデンウィークが明けると、「仕事や学校に行きたくない」「朝起きるのがつらい」「やる気が出ない」といった不調を感じる方が増えることがあります。
こうした状態は、一般的に「五月病」と呼ばれています。

五月病は正式な病名ではありませんが、新年度の環境変化や人間関係の緊張、連休による生活リズムの乱れなどが重なり、こころと体に疲れが出ている状態と考えられます。

特に4月は、入学・就職・異動・転職など、生活環境が大きく変わりやすい時期です。
最初は緊張感でなんとか乗り切れていても、連休で一度気がゆるんだあとに、疲れが一気に出てしまうことがあるのです。

五月病で見られやすいサイン

五月病の不調は、気分だけでなく体や生活にもあらわれます。
たとえば、次のような変化が見られることがあります。

  • 朝起きるのがつらい
  • 夜眠れない、または寝すぎてしまう
  • 食欲が落ちる
  • 疲れが取れない
  • 仕事や学校に行くのがしんどい
  • 人と会うのが負担に感じる
  • 何をしても楽しくない
  • イライラしやすい、涙もろくなる
  • 薬の飲み忘れが増える
  • 入浴や片づけなどの日常生活が負担になる

精神科訪問看護では、こうした変化を「気持ちの弱さ」として見ることはありません。
眠れているか、食事がとれているか、服薬が続けられているか、日中の活動量が落ちていないかなど、生活全体の変化に目を向けます。

精神科訪問看護で大切にしている視点

訪問看護では、利用者さまのご自宅に伺い、日常生活の中で起きている小さな変化を一緒に確認します。

たとえば、「部屋が少し散らかってきた」「外出の予定をキャンセルすることが増えた」「食事の回数が減った」「いつもより表情が暗い」といった変化は、こころの不調に気づく大切なサインです。

本人にとっては「このくらい大丈夫」と思えることでも、生活の変化は心身の状態を映す手がかりになります。

ゴールデンウィーク明けは無理に頑張りすぎないことが大切

連休明けに大切なのは、いきなり元通りに頑張ろうとしないことです。

「休み明けだからしっかりしなければ」と思いすぎると、かえって負担が大きくなることがあります。
まずは、できることを小さく始めてみましょう。

たとえば、朝にカーテンを開ける、決まった時間に起きる、温かい飲み物を飲む、短時間でも外の空気を吸うなど、生活リズムを少しずつ整えることが大切です。

相談する目安

不調が数日で落ち着くこともありますが、眠れない日が続く、食事がとれない、仕事や学校に行けない、気分の落ち込みが強い、自分を責める気持ちが続く場合は、早めに相談することをおすすめします。

ご家族や周囲の方は、「怠けている」「気合いが足りない」と責めるのではなく、「最近眠れている?」「ごはんは食べられている?」と、生活面から声をかけてみてください。
否定せずに話を聞いてもらえるだけでも、安心につながることがあります。

一人で抱え込まず、早めにご相談ください

五月病のような不調は、誰にでも起こり得るものです。
大切なのは、「まだ大丈夫」と一人で抱え込みすぎないことです。

ほっとナビの精神科訪問看護では、主治医や関係機関と連携しながら、服薬、生活リズム、対人関係、就労・通学への不安などを整理し、その方らしいペースで生活を整えられるよう支援します。

ゴールデンウィーク明けから不調が続いている方、生活リズムが崩れて戻せない方、メンタル面に不安がある方は、どうぞ早めにご相談ください。
こころの疲れも、体の疲れと同じように、休養と手当てが必要なのです。

大型連休明けの不調や、生活リズムの乱れでお困りの方は、まずはお悩みの症状や、改善したいこと、周りにいつもと様子が違う人がいるなど、お気軽にご相談ください。
精神科訪問看護のスタッフが、ご本人さまやご家族のお話を伺いながら、必要な支援を一緒に考えていきます。

ほっとナビ訪問看護ステーションでは、まずは症状やお困りごとのご相談からでも無料で対応してますので、お気軽にお問い合せ下さい。
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