2026年4月1日、私たちは大阪・天王寺に自立訓練(生活訓練)事業所「ほっとナビチャレンジ」をオープンしました。

ほっとナビチャレンジは、精神科訪問看護ステーションを母体として生まれた自立訓練(生活訓練)事業所です。
これまで大阪・奈良・東京の3地域で多くの方の暮らしに関わる中で、私たちは「医療的な支援だけでは支えきれない課題」があることを強く感じてきました。

体調を整えることはもちろん大切です。
けれど実際の地域生活の中では、生活リズムを整えること、人と関わること、自分の得意・不得意を知ること、将来に向けて少しずつ自信を取り戻していくことも、同じくらい大切です。
そうした毎日の土台づくりを、訪問看護の現場以外でも丁寧に支えられる場所が必要だと考え、ほっとナビチャレンジの開所に至りました。

自立訓練(生活訓練)とは?生活の土台を整えるための支援です

自立訓練(生活訓練)は、就労移行事業所のように就職や社会参加をいきなり目指すのではなく、まずは安定した生活を送るための力を整えていく福祉サービスです。

「朝起きるリズムが安定しない」
「人との距離感に悩みやすい」
「外に出ることに不安がある」
「働きたい気持ちはあるけれど、今はまだ自信がない」

そんな思いを抱えている方にとって、最初の一歩を安心して踏み出せる場所でありたいと、私たちは考えています。

頑張りたい気持ちがあっても、焦りや不安が強いと前に進むことは簡単ではありません。
だからこそ、今の状態を否定せず、その方のペースに合わせて進んでいける支援が必要だと感じています。

訪問看護の現場で見えてきた「その先の支援」

私たちはこれまで、精神科訪問看護を通して、利用者さまのご自宅での生活を支えてきました。
そこで多く見えてきたのは、症状や体調のケアだけでは十分ではないという現実です。

たとえば、生活の組み立て方がわからない、自分の特性がつかめず生きづらさを抱えている、人との関わり方に苦手意識がある、将来の見通しを持てず不安が強い――。
そうした悩みは、日々の暮らしや社会とのつながりに大きく関わっています。

訪問看護の中でもできることはたくさんありますが、もっと継続的に、もっと日中活動の場として、生活そのものを支える仕組みが必要だと感じていました。
また、体調が安定し、自立訓練を進める中で、プレッシャーやストレスでまた体調を崩す方も多いです。
ほっとナビでは、体調を崩してしまう前に気が付いたり、崩してしまっても訪問看護の面でサポートも行いたいと考えました。

その思いから生まれたのが、ほっとナビチャレンジです。

ほっとナビチャレンジが大切にしていること

ほっとナビチャレンジでは、「ちがいがあって、あたりまえ。みんな同じ人。」という考えを大切にしています。

誰かと比べてできる・できないを決めるのではなく、その方がその方らしく暮らしていくために何が必要かを一緒に考えること。
できないことを見るのではなく、できることや、これから育てていける力に目を向けること。
私たちは、そうした関わりを大切にしたいと思っています。

また、看護師と福祉スタッフが連携しながら支援できることも、ほっとナビチャレンジの特長のひとつです。
体調面への配慮と、生活面・社会面への支援を切り離さず、チームで見ていける体制を整えています。

そうした毎日の土台づくりを、訪問看護の現場以外でも丁寧に支えられる場所が必要だと考え、ほっとナビチャレンジの開所に至りました。
医療看護や福祉の支援だけでなく、VRなど最新の科学技術も活用しながら、一人ひとりに合った方法で「地域で暮らす力」を育てていきたいと考えています。

ほっとナビチャレンジの特長|VRを活用したコミュニケーション支援

ほっとナビチャレンジでは、支援のひとつとしてVRを活用したプログラムも取り入れています。

対人関係やコミュニケーションに不安があっても、いきなり現実の場面で練習するのはハードルが高いことがあります。
そんなときに役立つのが、VR空間を使ったトレーニングです。

当事業所では、大塚製薬株式会社が提供するVR教材「FACEDUO」を活用し、感情認知トレーニングソーシャルスキルトレーニングを行っています。

感情認知トレーニングでは、登場人物の表情から「喜び・怒り・悲しみ・驚き・嫌悪・恐れ・中立」といった基本感情を読み取る練習ができます。

また、ソーシャルスキルトレーニングでは、職場や日常生活を想定した場面の中で、報告・相談・断り方・依頼の仕方などを体験的に学ぶことができます。

VRのよさは、失敗を恐れずに何度でも練習できることです。

現実の対人場面では緊張してしまうことでも、まずは安全な環境で試し、そのあとスタッフと一緒に振り返ることで、「自分はどんな場面で困りやすいのか」「どうすれば少し対応しやすくなるのか」を整理しやすくなります。
「結果がスコアとして見える」というわかりやすい仕組みもあり、感覚だけではわかりにくい苦手さや傾向を、客観的に把握するきっかけにもつながります。

私たちは、ただ訓練を行うだけではなく、その方に合った方法で、自分らしく社会とつながっていくための練習の場をつくりたいと考えています。
VRプログラムも、そのための選択肢のひとつです。

大阪・天王寺で自立訓練事業所をお探しの方へ

ほっとナビチャレンジは、

「自立したい気持ちはあるけれど、何から始めたらいいかわからない」

そんな方にとっての、安心できるスタート地点でありたいと思っています。

生活リズムを整えたい方。
自分に合った過ごし方を見つけたい方。
人との関わり方を少しずつ練習したい方。
就職や次のステップに向けて準備をしたい方。

それぞれの悩みや目標に合わせて、無理なく進んでいけるようお手伝いしていきます。
2026年4月1日の開所を新たな一歩として、私たちはこれからも、一人ひとりの思いに丁寧に寄り添いながら支援を続けてまいります。

大阪・天王寺エリアで自立訓練(生活訓練)事業所をお探しの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

精神科訪問看護・自立訓練について詳しく知りたい方へ

大阪・奈良・東京での精神科訪問看護について詳しく知りたい方や、気になることがある方はどうぞお気軽にご相談ください。

ほっとナビ訪問看護ステーションでは、まずは相談からでも無料で対応してますので、お気軽にお問い合せ下さい。
看護師や精神保健福祉士、公認心理師がご相談を承ります!

詳しくは下記画像からほっとナビ訪問看護ステーション公式サイトをご覧ください。


また、大阪・天王寺の自立訓練(生活訓練)事業所については、ほっとナビチャレンジ公式サイトで、事業内容やプログラム、見学・ご相談方法などをご確認いただけます。

ご本人さま、ご家族さま、支援者の方など、地域生活に関する不安やお悩みをお持ちの方に向けて、必要な情報をわかりやすく掲載しています。
支援先を探している方は、ぜひあわせてご覧ください。