私たちは、医療機関や相談窓口に自らアクセスできず、支援が届かないまま孤立している人へ“こちらから歩み寄る”アウトリーチ活動を行っています。
アウトリーチ活動とは、自ら医療機関や支援窓口へ行くことが難しい人に対し、支援者のほうから働きかけて「つながり」をつくる取り組みです。
病気や不安、人間関係の孤立などによって支援が途切れてしまった人に対し、訪問看護師や精神保健福祉士が直接会いに行き、生活の困りごとや気持ちを一緒に整理しながら、安心して過ごせる環境づくりを支えます。
単純に医療につなげることだけが目的ではなく、「まずはどういった支援が必要か、またその支援によってどうしていきたいか」を重視する点が特徴です。
医療に繋がれない人へ手を伸ばす“伴走型”の支援
対象となるのは、 ・医療に繋がっていない人 ・治療を中断してしまった人 ・ご家族や血縁者の方とも連絡が取りづらく、地域でも孤立している人 など、さまざまです。
精神科医による往診は、地域によっては初回まで約3か月かかることがあります。
その間に「もう大丈夫」「やっぱり受診しなくてもいい」と気持ちが変わり、必要な医療から遠ざかってしまうケースも少なくありません。
そこでほっとナビでは、まずは大阪で約20名の精神科医と連携し、できる限り早く、そして本人の気持ちが途切れないよう“つながりを切らさない支援”を行っています。
アウトリーチは事業の一環ではなく、社会貢献としての取り組みです。
「少しでも良くなってほしい」という思いを根底に、医療や看護へ繋げることそのものを目的とせず、まずは「安心して自分らしく生きていけるか」を大切にしています。
伴走型支援――隣に立ち、一緒に考える
私たちのアウトリーチの中心にあるのは「伴走型支援」です。 訪問看護師や精神保健福祉士が、健康状態や薬を管理する人としてではなく”隣に立つ存在”として関わり、一緒に悩み、一緒に考え、そして一緒に前に進む支援方法です。
伴走型支援の5つのポイント
- 繋がり続けること
関係が途切れないよう、本人が話したいときには必ず応じられる体制を保つこと。 - 本人のペースに合わせること
無理に受診を促したり、決断を急かしたりしません。歩幅は本人に合わせます。 - 暮らし全体を観ること
医療だけでなく、生活・仕事・人間関係など、本人の「生きている環境」すべてを支援の対象とします。 - 管理しない支援であること
強制や過干渉は行わず、本当に必要なときに寄り添うスタンスを大切にします。 - 依存させないこと
”私たちがいないと生活できない”状態を作らず、最終的には自分の力で生活を組み立てられる(=自立する)よう支えます。
「いつの間にか卒業していた」が理想の形
私たちが目指すのは、「気づけば、ほっとナビの訪問看護を卒業していた」という自然な自立の姿です。
そしてここでいう自立とは、決して「一人で全てできるようになること」ではありません。 ほっとナビが考える自立とは、
自分で考え、望む暮らしを選びながら、孤立せずに信頼できる人たちと生活していけること。
だからこそ、医療や看護につなぐことだけがゴールとは限りません。
必要に応じて、自治体の福祉サービスや地域の支援機関へ繋ぐこともあります。
本人が「どう生きたいか」を一緒に探しながら、最適な選択肢を整えていくこと――それこそがアウトリーチ活動の目的です。
自立を共に育てる支援へ
「ひとりで抱え込まなくていい」 「頼ってもいいし、また自分のペースで歩いてもいい」
そんな安心感を届けられるように、私たちのアウトリーチと訪問看護は存在しています。
医療につながらなくても構いません。
ただ、孤立せず、安心して暮らせる未来へ向けて、隣で共に歩む――それがほっとナビの伴走型支援です。
ほっとナビでは医療へつなぐことだけを目標とせず、福祉者にも橋渡しすることも大切だと考え、アウトリーチの取り組みを通じて、医療、福祉につなげ、孤立を防ぐことを目標としております。
ほっとナビでは大阪府・東京都・奈良県でともに働く仲間を募集しております。
私たちの支援は、誰かの「これから」をそっと支える小さな灯のようなものです。
その灯を絶やさず、より多くの方に届けていくためには、支援に携わる仲間の存在が欠かせません。
現在、ほっとナビでは大阪府内・東京都内・奈良県内の各ステーションで、共に伴走してくださる訪問看護師を募集しています。
特に新宿区・世田谷区・中野区・杉並区・練馬区などのステーションで、訪問看護師を積極的に募集しています。
新宿駅・世田谷(明大前駅周辺)・鷺ノ宮駅・西新宿駅・石神井公園駅といった主要駅から徒歩圏内の場所にあり、通勤しやすい環境が整っています。
地方から東京での就職・転職を目指す方向けに、会社が引越し支援金を支給することも可能です!
是非新天地で頑張ってみたい方、ほっとナビにその挑戦を応援させてください。
訪問看護では知識そのものももちろん大切ですが、それ以上に「目の前の利用者さまのお話をきちんと聴く姿勢」や「急がず寄り添う姿勢」を尊びます。
ですので、精神科や訪問看護が未経験の方でも「頑張ってみたい」「挑戦してみたい」という気持ちを応援する体制を整えているのです。
地域に根ざし、人を支える仕事に関心をお持ちの方へ。
もし私たちの理念に共鳴していただけるなら、そのご縁を大切にしたいと願っています。
採用情報はこちらからご覧いただけます。
まずはステーションのご見学や転職相談だけでも構いません。
LINEでのカジュアル相談・面談もお受けしております。
「地域での支援に興味がある」「共に前へ進む支援に興味がある」というあなたと、ほっとナビで出会える日を楽しみにしています。
