――「チームで動く、地域の看護」。
精神科訪問看護ステーションの仕事は、利用者さまのご自宅を訪問し、心と体の両面を支えることです。
ひとりで動く場面もありますが、実際にはチーム全体で情報を共有し、連携しながら支援を行います。
ここでは、そんな「訪問看護ステーション」の一日の流れをご紹介します。
朝:申し送りからスタート
訪問看護ステーションの一日は、朝の申し送りから始まります。
前日の訪問の様子や当日の訪問予定をそれぞれのスタッフが確認し、各利用者さまの状態を共有します。
「最近、表情が柔らかくなってきた」「眠れない日が続いているようだから、話を聴いてみよう」――そうした小さな変化をチーム全体で受け止め、どのように関わるかを一緒に考えます。
精神科の訪問看護では、些細な気づきの“共有”がとても大切です。
利用者さまの心の状態は日々変化するため、小さなサインをチーム全体で受け止めることが重要です。
ほっとナビでは「誰か一人の担当」ではなく、「チームで関わる」姿勢を大切にしており、スタッフ全員が安心して訪問に向かえるよう支え合っています。
朝の申し送りが終わると、それぞれ社用車や電動自転車で訪問へ出発します。
訪問件数は一人あたり1日5~6件ほど。
実際の訪問ではバイタルサイン測定を通して体調確認や服薬支援、利用者さまが抱えておられる気持ちのしんどさや辛さに寄り添いながら、地域生活を少しでも安心して送っていただけるよう(伴走型の支援を通して)生活面のサポートを行います。
昼:”ほっと”一息、それぞれのランチタイム
お昼休みは、事業所に戻る場合と外で取る場合があります。
近隣エリアで訪問が続くときは、途中でお弁当を広げたり、社用車で休憩したり。
「外で少しぼんやり空を見てリセットできるのが好き」と話すスタッフもいます。
一方で、時間に余裕がある日は事務所に戻ってランチをとることも。
「このお弁当おいしい」「次の訪問エリアどうだった?」といった何気ない会話が弾み、自然とチームの絆が深まります。
どちらの過ごし方もOKで、自分のペースを大切にできるのがこの仕事の魅力です。
午後:じっくり向き合う訪問の時間
昼休みで英気を養うと、午後の訪問へ向かいます。
「誰かに話を聴いてもらえるだけで安心する」と言ってくださる方も少なくありません。
必要に応じて医師やご家族と連携し、利用者さまの生活全体を支えるのがこの仕事の特徴です。
一人ひとりのペースに合わせた関わりを積み重ねることで、信頼関係が少しずつ築かれていきます。
夕方:記録とふりかえり
事務所に戻ったら、訪問記録を入力し、チームへ共有します。
一日の終わりにはスタッフ同士でその日の振り返りを行い、「次はこうしてみよう」「ここは上手くいったね」と意見交換をします。
訪問は個人プレーのようでいて、実はチームワークが何より大切。困ったときには必ず誰かが手を差し伸べてくれる――そんな安心感があります。
人に寄り添い、心を支える仕事
精神科訪問看護の現場は、医療と生活の境界線に立つ仕事です。
薬では届かない「その人らしさ」を支える。
その一歩を踏み出すたびに、看護師として、人としての成長を感じられます。
利用者さまと関係性を築き、回復されていく姿を間近で見ることができるのも精神科訪問看護の醍醐味です。
チームで支え合いながら働ける環境で、あなたの経験を活かしてみませんか?
チームで安心して働ける場所へ
精神科訪問看護は、一人で抱え込む仕事ではありません。
ほっとナビでは、スタッフ全員が「誰かの支援に、自分も関わっている」と実感できるチーム体制を築いています。
人の心に寄り添う仕事だからこそ、支える人も支え合える職場でありたい――それが、ほっとナビの訪問看護です。
あなたもほっとナビで働きませんか?
ほっとナビ訪問看護ステーションでは、中野区・練馬区・新宿区・世田谷区エリアを中心に、精神科訪問看護スタッフを募集しています。
最寄りの駅から各方面へのアクセスも良く、訪問エリアはいずれも穏やかな住宅街が中心です。
「地域に根ざした看護を実践したい」「利用者さま一人ひとりと丁寧に向き合いたい」という方を歓迎します。
あなたの経験や想いを、私たちと一緒に地域の安心へつなげてみませんか?
一緒に働きませんか?
ほっとナビ訪問看護ステーションは、東京都だけでなく奈良県・大阪府の合計18拠点で展開しています。
スタッフ一人ひとりが安心して働けるよう、メンタルケアと教育体制の両立を大切にしています。
詳しくは上記リンク先をご覧ください。
見学・面談はオンラインでも可能です。
「とりあえず働き方を相談したい」というお気軽な内容から「東京で精神科訪問看護の仕事を探している」という転職を視野に入れている方まで、ぜひお気軽にお問い合わせください。
地域と人に寄り添う看護を、私たちと一緒に広げていきましょう。
