この度、ほっとナビ訪問看護ステーションの ショップカード が完成しました。

クリニックや関係機関先さまに置いていただいたり、看護師さんたちの名刺交換の場で気軽にお渡しできるようにと企画したものです。
パンフレットほど大げさではなく、それでいて「どんな訪問看護ステーションなのか」「どんなサポートができるのか」を一目で知っていただけるデザインを目指しました。

表面はシンプルに、安心感を重視

表面は大きく電話番号を掲載し、まず「お問い合わせやすさ」を意識しました。
精神科訪問看護というと、まだまだ利用を迷われる方も多くいらっしゃいます。
「話を聞いてみようかな」と思ったときに、すぐに行動できるよう連絡先が一目でわかることを大切にしました。

また、自転車や自動車に乗ったスタッフのイラストを添えることで、「地域を回り、利用者さまの暮らしに寄り添う存在」であることを表現しています。
背景には街の中にあるステーションを描き、日常の延長線上にあるサポートというイメージを持っていただけるよう工夫しました。

裏面はわかりやすさを第一に

裏面では、具体的にどのような方に訪問看護が役立つのかをわかりやすく箇条書きにしました。

  • 部屋や家に閉じこもりがちになっている
  • 洗濯や掃除などの身の回りのことがうまく出来ない
  • 処方されたお薬がきちんと飲めない
  • 症状や不安、寂しさなどが原因で生活に支障が生じている
  • 自分の病気や症状を知り、対処できるようになりたい
  • 生活リズムを整えたい、お酒などやめたいものがある
  • 外来通院が続かない、途中で行かなくなってしまう
  • ご家族や大切な人に自分のことを理解してほしい
  • 人間関係がうまくいかず、コミュニケーションに悩んでいる など

病名を具体的に羅列するのではなく悩みの内容にすることで、読む方が「自分や家族のことだ」と気づいていただけるようにしました。

さらに、利用開始までの流れもイラスト付きで紹介しています。
「興味を持っていただく」「お問い合わせ」「担当者からの説明」というステップを描くことで、初めての方でも安心してご利用をイメージできるようにしました。

親しみやすいキャラクターも登場

カードには、動物のキャラクターたちがところどころに登場しています。
真面目なテーマの中にも柔らかさを取り入れることで、「難しい専門サービス」ではなく「身近に相談できる存在」であることを伝えたかったからです。

特にうさぎやねこたちが「ご利用の流れ」を案内する場面は、ご高齢の方やお子さま連れのご家族にも手に取りやすい工夫になっています。

関係機関さまにも気軽に置いていただけるサイズ感

ショップカードは名刺と同じサイズで、クリニックや地域の施設に置いていただくのにちょうど良いサイズ感です。
パンフレットだと手に取るのに勇気がいる場面でも、このカードなら気軽に持ち帰っていただけるかなと考えています。

また、裏面には公式サイトやこのコラムサイトへのQRコードも掲載しました。
ご利用を検討される方だけでなく、精神科訪問看護について知りたいという方にも情報を届けられる仕組みになっています。

まとめ

今回完成したショップカードは、「利用を検討している方」「ご家族」「関係機関の方」それぞれにとって、手に取りやすく、わかりやすいことを大切にデザインしました。

私たちが日々大切にしている「地域で暮らす皆さまの”今を彩るサポート”」を、この一枚から感じていただければ幸いです。
あなたの地域で見かけられた際は、ぜひ手に取ってご覧ください。

今後は、大阪府・奈良県・東京都の精神科・心療内科のクリニック様や、就労移行支援事業所様などに置かせていただき、必要とされる方に情報が届くようにしていきたいと考えております。

もし「うちにも置いてもいいよ」という医療機関・関係機関先さまがいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
地域の皆さまに精神科訪問看護をもっと身近に感じていただき、支援の輪を広げる私たちの活動に、皆さまのお力添えをいただければ幸いです。


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ぜひご見学の際には、リーフレットやショップカードを手に取っていただけますと幸いです。